2018年の論文(共著)です。愛媛大学教育学部紀要 65 (2018) pp. 137-142 に載ったものです。
池田の定理は、池田貞一が 1826 年に東都牛島長命寺に掲げた算額に書かれた問題に端を発します。
同じ年に出版された白石長忠の『社盟算譜』に収録され今日に伝わっています。
この論文では、池田の定理について簡単に解説し、その後に定理をどのように拡張するかについて述べています。
証明に必要な反転法について公式等を準備したうえで、池田の定理の拡張版を証明しています。
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