池田の定理の一般化と重心の役割について

和算

2019年の論文です。日本数学教育学会高専・大学部会論文誌 25-1 (2019) pp.9–20. に載ったものです。

2018年に当時の学生と共著で「池田の定理の拡張について」という論文を発表していますが、その結果をさらに拡張(一般化)したものです。

池田の定理は、シュタイナー円鎖をなす複数の円の中から、あるルールに従って4個の円を選び出すとき、その4円の半径に関してある関係式が成り立つという美しい定理です。

2018年の論文ではシュタイナー円鎖から選び出す円の個数を4個に限定せず、もっと増やしてもその間にやはり美しい関係式が成り立つことを示したものです。

この2019年の論文では、シュタイナー円鎖に限定せず、より一般して、円集合が与えられたときにある条件下で同様な関係式が成り立つことを証明しました。

これにより、池田の定理の背後にある幾何学的な理解を深めることができました。

次のリンクから論文を見ることができます。