2013年の論文です。愛媛大学教育学部紀要 60 (2013) pp.195-206 に載ったものです。
愛媛県内には34面の算額が残されています。
その中でも特に、江戸末期に伊佐爾波神社に奉納された算額は、難解な問題が多く含まれており、その当時の愛媛の文化レベルの高さを知ることができます。
この論文では、伊佐爾波神社の算額の中から花山金次郎・吉田茂兵衛・関家喜多次の3つの算額を取り上げました。江戸末期の愛媛の和算家がどのような問題を研究していたか、またその問題の難しさについて現代数学の視点から考察を行ったものです。
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