ネットで竹編みのパターンを探していたら上の図のようなものを見つけました。
早速、文様群について調べてみました。
対称性を調べてみると下の図のように、90°の回転対称の中心(緑色の四角)、180°の回転対称の中心(青色の丸印)があることがわかります。
鏡映軸や滑り鏡映軸による対称性がないことは次の図から分かります。
(A)の鏡映が(B)です。この竹編み模様には、(A)のパターンは含まれていますが、(B)のパターンは含まれていません。もし、鏡映軸や滑り鏡映軸による対称性があるとすれば、竹編み模様の中に両方のパターンが含まれていないといけません。従って、鏡映軸や滑り鏡映軸による対称性はないことがわかります。
ということで、文様群の17通りの分類の中では「p4」と呼ばれるタイプに該当します。